企画商品決定から商品企画、工場見学とメーカー様との企画会議を経て、いよいよまな板が完成しました!
さっそく完成したまな板をお渡ししました。
三代澤さんはまな板を受け取って、嬉しそうに確認してくださいました。
見た目は「シンプルでおしゃれやねー」っと満足そうです。
とはいえ、やっぱり道具は使い勝手が一番大切。
まずは出来上がった「まな板」を実際におうちで使ってもらいました。
早速、ご自宅で使った感想がメールで送られてきました!
「すごく使いやすいし、思った感じに出来上がってる!」
「何より軽いのがいいし、小さいほうはサイズ感が丁度いいわ。」
「なんか、料理するのが楽しくなるね。」
「妻も一緒に使ってみたんだけど、軽さに驚いていて使いやすいって言ってるよ!」
三代澤さんの奥様からも
「何より軽いのが嬉しいです。軽いのに高級感もあり、見た目もシンプルです。軽量ですが、野菜などを切った時に包丁の音がカンカンと変に響くこともなくしっかりと切れる印象です。表面にもキズがつきにくく、長く使えるなぁと感じます。」
とのうれしい感想をいただきました!
いよいよ皆さんにも商品をお届けできそうです。
発売日は「ドッキリハッキリ三代澤 康司です。」の中で発表しました通り、3月24日(木)9:00~です。
お楽しみに!
コラム第3回目は「三代澤さんと行く工場見学」を題して、商品の仕様を決定すべく、奈良県高市郡高取町にやってきました。
とてものどかなところで、最寄駅は無人駅。さらに近くに古墳(さすが奈良!)もあって、とっても「エモい」場所がたくさんある高取町。
駅の周りなども散策しながら、ちょっとした遠足気分で工場に向かいます。
今回の「まな板」を作っていただくのは奈良県高市郡高取町にあります「ダイワ産業株式会社」さんです。
企画打合せで三代澤さんの希望に一番近いサンプルは「ダイワ産業株式会社」さんのものでした。
「せっかく奈良で作っているなら工場行って生産者さんの思いを聞いてみたいわ!」ってことになりまして早速工場に訪問したのでした。
ダイワ産業株式会社はひのきを中心とした国産材を使い、国内自社工場での製造にこだわるメーカー。
まさしく、「木製品製造のプロフェッショナル」です。
その理念に共感した様々なショップとコラボしたり、もちろん自社の商品も多数販売しておられます。
まずは工場内を案内してもらい、作業工程や職人さんのお仕事などを見学しました。
工場内では、いろいろな作業が行われています。
専務の中西さんに説明いただきながら、一般的なまな板のできる工程を順に見学していきました。
まずは仕入れた後、長時間かけて乾燥させた長いひのき材を必要な寸法にカットし、圧着することで1枚の板にしていきます。
まな板は「一枚板」がいいような感じもしますが、一枚板だと反ってしまったりして、メンテナンスが大変なんだそうです。
ですから、ダイワ産業さんではあえてひのきを貼り合わせて、1枚の板に仕上げています。それをすることで反りが抑えられ長く使うことができます。
圧着した後は、まな板のサイズにカットします。
そして、表面をカンナで仕上げます。カンナ仕上げをすることで表面がつるっとして水が染み込みにくく、耐久性が強くなります。
カンナくずを裂こうと引っ張ると、接着しているところではなく、木の部分が裂けます。
そのぐらいしっかりと圧着されているので、まな板を使っていても接着部分が割れる心配はありません。
その後、ブランドロゴやマークなどがあれば、それを焼き付けして、まな板は完成します。
大きな流れはこのような感じなんですが、ダイワ産業さんではさらに様々な加工を施し、より使い勝手がよく、耐久性に優れたまな板に仕上げています。
「毎日使う水回りのもので、不具合が出てはいけない!」
中西専務は使い手のことを考え、「工芸品」ではなく、「生活用品」として、使い勝手の良いものを作られています。
三代澤さんの工場見学の様子はこちら
工場見学も終了し、いよいよ本題の三代澤さんの「まな板」について専務と打ち合わせを行います。
元々ダイワ産業さんで採用されていた機能性をもりこみつつ、三代澤さんの希望を伝え、その解決策を探っていきます。
「(ダイワ産業さんの)まな板についているまな板を立てる機能はとっても便利だから使わせてもらってもいい?」
「食洗機が使えるのはとっても便利やからそのまま活かして、さらに汚れをつきにくくする方法ある?」
「ひのきのいい香り好きだから木のまな板がいいけど、さらに表面の機能性を高める方法ある?」
「置いた時にまな板がカウンターにくっついてしまって、切った後に持ち上げにくい!それを解決したい!」
「もっとオリジナル感だしたいし、さっきみたマーク入れられる機械でまな板にマーク入れたいわぁ。」
中西専務も一緒に考えながら、いろいろな案を出していただき、三代澤さんの希望を一つ一つ解決してくださいました。
ご存知の方も多いと思いますが、三代澤さんは奈良県在住。奈良に熱い思いを持ってらっしゃいます。
三代澤さんと中西専務の話は、企画する商品のことから奈良県の産業の話まで・・・・大いに盛り上がりました。
検討を続けること数時間。やっと商品の仕様も決定ました!
商品企画もいよいよ大詰め。皆さまにお届けするまであと少しです!
お楽しみに!
■三代澤さんと中西さんの企画会議と対談の様子はこちら
■奈良への熱い思いはこちら
最後に、三代澤さん、中西専務、工場責任者の弟さんと一緒に記念撮影しました。
三代澤さんからの「オリジナルまな板」製作のお話をいただき、早速どんな「まな板」を作るのかを考えました。
・どんな素材で作るのか?
・どんな形で作るのか?
・サイズはどうするのか?
・どこのメーカーや工場と作るのか?
など、決めることはたくさんあります。
まずは、いろいろなまな板を集めてみて、三代澤さんと打ち合わせを行うことにしました。
前回の打ち合わせで伺った「気になっていること」を踏まえて、そのお悩みを解決できそうなものや、面白いアイディアのあるものなど数種類のまな板を持ち込みました。
「これはしっかりしてるけど重いなぁ・・・」
「この部分は何の役目があるの?」
「この機能はすごい便利そう!」
いろいろお話ししながら悩むこと数時間・・・・
まずは、そのコンセプトに近いひとつのまな板に絞り込みました。
そのまな板は
・木のまな板だけど軽いもの
・コンパクトなサイズのもの
・お手入れが楽なもの
でも使ってみないと実際の使い心地はわかりません。
早速、三代澤さんにそのまな板をご自宅で数週間使っていただきました!
後日、サンプルの使い勝手を聞くため、再びラジオのスタジオにお伺いしました。
実際使ってみた感想は悪くないものでした。ですが、使っているうちにもっとこんなことが出来たらいいなぁと思うことがあったそう。
「このまな板、めっちゃサイズ感とかはいいし機能的で使いやすいんやけど、ちょっとだけ不満があるねん!
せっかく作るんやったら、もっといいものにしたいなぁ。それにもっとオリジナル感出したいわ!」
使っているうちにいろいろなアイディアが湧いたようです。
「これはもうまな板を作っているメーカーさんと直接お話してもらおう!」と考えました。
「それなら、一緒にメーカーさんの工場に行って、要望伝えませんか?」
そんな私の提案に三代澤さんは二つ返事でOKしてくださいました!
次はその「まな板」を作っているメーカーさんに三代澤さんとお伺いします。
題して「三代澤さんと行く大人の工場見学」編です。
お楽しみに!
2022年1月某日、三代澤さんから「ちょっと相談あるねん・・・」とご連絡をいただき、ドキハキ終わりの三代澤さんをたずねました。
三代澤さんの2022年のテーマは柔軟の「軟」
今年は、フリーアナウンサー三代澤康司として、積極的にチャレンジしていくとのこと!
60才からリスタートして、楽しいことをいろいろ発信していこうとされています。
実は去年から何か新しいことを一緒にしたいというお話を頂いておりました。
いよいよ本格的にスタートを切るということでお尋ねしたのでした。
「僕、料理好きなんですけど、今年はさらに楽しく料理したいと思っているんです!」
三代澤さんは大の料理好き。普段からご家族に夕飯を作っていて、ご飯もこだわりの真っ赤なお鍋で炊いています。
様々なメニューにもトライし、本当にお料理を楽しんでいるんですよ。
「せっかくなんで、毎日のお料理が楽しくなるもの作らへん?」
確かに料理は毎日するし、せっかく使うなら気に入ったものを使いたいですよね。
お気に入りの道具があれば、料理をするのが憂鬱な日も楽しく乗り越えられるかもしれないと考えました。
最近、調理道具の中でも「まな板」に気になっていることがあるそう!
もっと使い勝手のよいものが欲しくなっているとのことです。
その気になっていることとは・・・
「木のまな板を使ってるけど、乾きにくい気がするし、カビや汚れも気になるわ」
「お手入れラクな方がいいなぁ」
「重くて大きなまな板は使い勝手わるいねん」
「サイズにもこだわりたいなぁ」
お話を聞いているとこだわりやアイデア、改善したい点が次々と出てきます。
じゃあ、まずは「まな板」作りましょう!
その一言で始まりました三代澤さんとABCミッケの商品開発プロジェクト!
三代澤さんこだわりのまな板を作るべく、スタートしていきます。
こうご期待!
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