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第4回:商品完成編

前回、工場見学し、最終の企画を決定しましたが、遂に「理想のエプロン」が完成しました。
やっと三代澤さんにお見せすることができます!
最終の企画会議で修正した、オレンジの無地の部分の色を確認したり、背中のボタンの位置を確認してもらいました。
試着すると、とっても似合う三代澤さん!
今日はプロのカメラマンさんに三代澤さんの撮影をしていただきました。

■出来上がったエプロンを着てみる三代澤さん
お渡しの様子

三代澤さんが初めからお話しされていたのは「キッチンが明るくなるエプロン」」「家事が楽しくなるエプロン」でした。
そんなエプロンを作ろうと株式会社ナイガイの大塚さん、三代澤さんと何度も打ち合わせを重ねてきました。
どのぐらいかかったのだろう。。。。と思って株式会社ナイガイの大塚さんに最初に企画のお願いをしたメールを確認したら、2022年7月末でした。
かれこれ8か月もかかっているではありませんか!

最初に「三代澤チェックを使用する」と決めたので、もっと簡単かと思っていたのですが、製品にしたときにチェックの柄を合わせないといけないなど、 思った以上に難しい部分もありデザインで試行錯誤しました。
デザイン画を何個も書いていただいたり、サンプルを何個も作っていただいたりしながら、やっと商品化にこぎつけました。
三代澤印オリジナルのチェックが映えるおしゃれなエプロンができました。

4月は、なぜか気持ちがウキウキするし、何か新しくスタートしたい季節。
この「理想のエプロン」が皆さんの生活の彩になればいいなぁと思います。

是非、お手に取っていただけると嬉しいです。
発売日は「ドッキリハッキリ三代澤 康司です。」の中で発表しました通り、4月19日(水)9時~です。もう少しお待ちください!




第3回:企画会議・工場見学編

エプロンの企画も佳境に入ってきました。
今回はナイガイさんとの最終企画会議と、エプロンを縫っていただく縫製工場の見学の様子をお届けします。

最終企画会議は株式会社ナイガイの大塚さんと行います。三代澤チェックの生地で作ったエプロンのサンプルをお持ちいただきました。
前回の打ち合わせで出た問題点や不満点をナイガイさんにぶつけておりましたので、それの回答をいただきながら最終仕様を決めていきます。
まずは全体のデザインを見ながら話し合います。
見本で生地などを選ぶので、実際に商品になってくると「イメージが違う!」などよくあります。
全体のバランスを見ると、ちょっとオレンジ色が薄いように感じました。
大塚さんからすこし濃い色をご提案いただき、そちらにすることにしました。

株式会社寺井紹介

次に前回の問題点の解決案をご提示いただきました。
【前回の問題点】
・少し着脱がしづらい
・脇の部分が詰まっているような感じで、着心地が悪い
【解決案】
・後ろ部分にボタンを付けて自分の長さに調整してもらえるようする=老若男女、身長や体格が違う方でも使える。ご夫婦で共用できる

そのほか、細かい部分の仕様を話し合い、最終的な仕様を確定しました。

■企画会議の様子はこちら


次は縫製です。
今回エプロンを縫っていただくのは株式会社寺井です。
奈良県田原本町で創業70年の実績を誇る老舗の縫製メーカーで、婦人ホームウエアやエプロン、割烹着などの縫製などを長くされている会社です。
その技術を活かし、自社ブランドも開発されています。
今回ナイガイさんからエプロンの縫製なら「ここ!」ということでご紹介いただきました。

株式会社寺井紹介

早速、寺井社長の案内で縫製の様子を見学することになりました。
エプロンだけでなく、ファブリックの商品は主に、

企画決定⇒パターン(型紙を作る)⇒サンプル作成⇒修正⇒最終サンプル作成⇒最終の製品仕様書作成⇒裁断⇒縫製⇒検品

の流れで作ります。
今回は仕様書を元に裁断⇒縫製⇒検品の様子を見学させていただきました。

縫製工場の様子

熟練の職人さんが縫うスピードはとっても速くて、リズミカルです。工場から聞こえるミシンの音で工場の生産能力が分かるそうです。
職人さんの手によって1枚の布がエプロンになっていく様子を見て、とても感激しました。
職人気質の寺井社長のもと、職人さんはプライドを持って仕事をされていました。

■縫製工場見学の様子

■寺井社長との対談の様子



いよいよ、エプロンは本生産に入ります。
次回は完成したエプロンをご紹介できると思います。お楽しみに!



第2回:企画打合せ編

三代澤印の「理想のエプロン」、徐々に企画が進んでおります。
三代澤さんと決めた希望のエプロンの条件は以下の5つです。

・男性でも女性でもつけやすい形
・めんどくさい紐やボタンがない
・カラフルな色でキッチンが明るくなる
・しっかりとした生地でお料理の他、ガーデニングなどでも使用できる
・スマホを入れて落ちないポケットがある

前回の打合せでは大まかなエプロンの形を決めました。
その形はフリークロスタイプ。
フリークロスタイプは簡単にするっと着られる形で、「男性でも女性でもつけやすい形」「めんどくさい紐やボタンがない」という条件の2つはクリアになりました。

次に「キッチンが明るくなるもの」です。
これについては三代澤さんと私で決めていたことがありまして、理想の綿毛布で作った「三代澤チェック」を活かしたいということ。
赤や、青にオレンジのラインがかわいいので、それを使うことにしました。

さらに「しっかりとした生地でお料理の他、ガーデニングなどでも使用できる」については、生地の見本を見ながら選んで行きました。
長く使っていただくことができるよう、しっかりしていて、でも重くならない生地を選びました。

今回一緒にエプロンを作ってくださるのは株式会社ナイガイ。
以前からABCミッケでいろいろな種類のエプロンを販売してくださっている会社です。
実は「DAIGOも台所」でDAIGOさんが使用されているエプロンもナイガイさんのものです。

~心豊かに「素足以上に足どり軽く」〜すべての人の毎日の”足どり”が軽くなるように~を理念とし、世界中の人に愛され、信頼される「モノ・コト」創造企業を目指す、1920年創立の歴史ある会社。
靴下、アンダーウエア、エプロンをはじめ繊維商品を多数製造販売しています。

ナイガイ紹介

三代澤印の「理想のエプロン」はナイガイさんにご協力をいただきながら、企画を進めていきます。
三代澤さんの希望や条件を伝え、素材やデザインの提案をお願いしました。

1か月後、選んだ生地で、フリークロスタイプのエプロンの見本が出来上がってきましたので、早速試着してみます。
見本のエプロンを着てみるといくつかの問題点が出てきました。
全体のサイズが小さいのか少し着脱がしにくかったり、脇の部分が詰まっているような感じで着心地が悪かったりしました。
前回試着したフリークロスタイプのサンプルとは素材が違ったので、今回の生地で調整が必要なことがわかりました。

エプロン試着の様子

同時に「三代澤印チェック」を使った全体のデザイン画も上がってきました。
チェックをバイアスに配置した新鮮なデザイン!
同じ三代澤チェックなのに、綿毛布とは違うイメージになり、エプロンにはぴったりな感じがします。
デザイン画を実物大にプリントしたものもご用意いただいたので、それを実際胸に当てながらどれがいいか決めていきました。

さらに、三代澤チェックに合わせる単色の部分の色を選んでいきます。
青、赤と言ってもたくさんあるので迷いましたが、三代澤チェックにぴったりの色を選びました。

エプロン企画の様子

最終的に選んだデザイン画や問題点をナイガイさんにお伝えし、解決案を探っていただくことになりました。
いよいよ形になってきました。
オシャレでかわいいものができる予感しかしません(笑)
楽しみにお待ちいただければと思います!




第1回:企画スタート編

三代澤印は2022年3月に第1号商品の「理想のまな板」を発売し、スタートしました。
今のところ、「理想のフライパン」の2商品を販売させていただいております。
どちらもたくさんの方にご購入いただき、ご使用いただいていること、大変うれしく思います。

さて、2022年も終わりに近づいて、2023年の足音も聞こえてきましたが、
2023年三代澤印は取り扱い商品を拡大し、さらなるブランド化を進めたいと思っております!
何商品かキッチン周りの商品を開発してきて、「あと足りないのは何?」と思っていたのですが、
三代澤さんがご自宅でまな板やフライパンを使っていただいている写真を見て気が付きました!

「そうや、エプロンがない・・・・」

思いついたが吉日です。
早速、エプロンを作ってくれるメーカーさんを探しました。
同時に三代澤さんに「エプロン作りませんか?」とご相談。
もちろん、二つ返事でOKをいただきました。

三代澤さんと何度か打ち合わせを重ね、三代澤印の理想のエプロンは次のようなこだわりで作ろうと考えました。

・男性でも女性でもつけやすい形
・めんどくさい紐やボタンがない
・カラフルな色でキッチンが明るくなる
・しっかりとした生地でお料理の他、ガーデニングなどでも使用できる
・スマホを入れて落ちないポケットがある

こんなエプロンを作ってくれるところ、どこかないかなぁと思っていたら、今、取引していただいているメーカーさんに たくさんエプロンを作ってらっしゃるところがあることに気が付きました。
でも、三代澤印のオリジナルを作ってくださるかはわかりません。まずは担当の方にご相談しました。
こちらの希望をお伝えすると、やってくださるとのこと!
まずは、既存で販売されているいろいろなタイプのエプロンのサンプルをお借りして、大まかな形を決めることになりました。

エプロン企画の様子

さてさて、どんなエプロンができるのか!
素敵なものを作りたいと思います。
発売は2023年春を計画しています。




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