サンダル選びのコツと靴擦れしないための工夫

サンダル選びで迷ったり、足に合うものがよくわからない……と悩んだ経験はありませんか？今回は夏に大活躍するサンダルの上手な選び方や、痛い靴擦れに悩まないためのコツなどを靴の専門家、シューズフィッティングアドバイザーの富田いずみさんに教えてもらいました！

足のサイズを誤解しているかも？正しいサイズを知っていますか

富田さんのところに寄せられるサンダル選びのお悩みで一番多いのは「足が疲れる＆痛い」。外反母趾があり親指側に痛みを感じる人もいれば、小指側が痛くなる人など、痛みの出方は人それぞれ。また夏は意外と冷えやすかったり、水分不足になりやすかったりして、ふくらはぎのはりやむくみ、冷えなどに悩んでいる人も多いのだとか。歩きやすい、自分の足に合ったサンダルを上手に選びたいですよね！

「日本人の足は“幅広甲高”が多いとされていて、そのイメージから幅が広めの靴を買われている方が非常に多いです。でも足のサイズや幅は1日の中でも朝と夜では違いますし、特に女性はホルモンバランスの影響を受けてむくみが出やすい……なんて時期も。1日や１カ月という単位で見ると足の幅や大きさは一定ではないんです。

「そこでおすすめなのが甲の部分がアジャスターなどで幅の調整が可能なサンダル。その日やその時間の足の状態によって調整できます。サンダルはかかとが安定している方がより歩きやすくなりますから、かかとの部分や足首周りにバンドがついているタイプもいいですよ」（富田さん）

また、意外に多いのが「自分の足のサイズを誤解している人」。「私は〇cmだから」と思い込んでしまい、足に合わないサイズの靴やサンダルを履いて足の痛みなどトラブルを抱えている人が案外いるのだそう。

「中には自分のサイズを２サイズも勘違いしていたという人もいます。サイズは自分でも測れますが、より正確に計測するなら一度靴屋さんなどで測ってみるといいですよ。正しい足のサイズがわかれば、靴擦れや疲れといったトラブルがグッと減るはず。それにネットショッピングなどで靴を買うときにも、より安心して楽しめると思います」（富田さん）

サンダルはアクセサリー！？デザインやカラーも楽しんで

サンダルはもちろん、普段の靴でも気になるのが痛い靴擦れ。最初に紹介した甲やかかと部分を固定できるタイプのものを選んで予防するほかに、富田さんのおすすめするが「中敷き」です。100円均一ショップで売っているものから靴専門店で購入できるものまで、素材や形別にさまざまなタイプがありますが、どれが足や靴に合うかは人それぞれ。複数用意しておいて、靴やサンダルの形、その足の状態などに合わせて使い分けるのがいいそう。
ABCミッケでも取り扱いがありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。



また「靴下」をうまく活用する方法も。靴下を履くことによって、サンダルの中で足がズレにくくなり、靴擦れを防げます。

「サンダルは素足で履きたいという人も多いでしょうから、靴下は1日中履いていなくても大丈夫。仕事帰りや夕方など、『足が疲れてきたな……』というタイミングや、室内で足元の冷えが気になるときなどに履くと、それだけで足が随分とラクになります。いつでもサッと履けるよう、バッグに靴下を忍ばせておくと安心です」

最後にサンダルのカラー選びについても聞いてみました！

普段のファッションに合わせやすい黒やベージュ、ブラウン系など、無難なカラーを選ぶ人も多いのではないでしょうか。もちろん使いやすいカラーのサンダルがあると便利ですが、複数揃えるなら「洋服に合わせるアクセサリーを選ぶ気持ちで選んでみて」と富田さん。

「アクセサリーと捉えると、ゴールドやシルバー系のカラーのサンダルはさまざまなスタイルに合わせやすく、使い勝手がいいですよ。『派手だから……』と敬遠しがちな赤や青などビビットなトレンドカラーも、ファッションのアクセントと考えてみては。サンダルだからこそ、普段の靴やパンプスでは選ばない色やデザインを取り入れてみるのもおすすめです」（富田さん）

教えてくれたのは…
シューズフィッティングアドバイザー　富田いずみさん

履きやすさとデザイン性の両方兼ね備えた女性の味方「Re:getA（リゲッタ）」

「歩きやすくて、デザイン的にも気に入るサンダルがなかなか見つからない……」と悩んでいる方におすすめしたいのが、今回ご紹介する「Re:getA（リゲッタ）」のサンダルです。



リゲッタは、2005年に大阪・生野区で生まれたコンフォートシューズブランド。実は機能的な履き物である下駄を、硬いアスファルトを歩く現代人の足にフィットするように人間工学に基づいた技術とアイデアで再設計し、作り上げられています。

「快適さを追求したコンフォートシューズ」というと、見るからに機能性重視でオシャレとは言いにくいというイメージがあるかもしれません。「疲れにくく足にやさしい靴がいいけれど、ちょっと人前に履いていくのはなぁ……」と、オシャレをとるか履き心地をとるかで悩んだ経験がある方もいるはず。

リゲッタがめざすのはドイツ靴の機能性を参考に履き心地を追求しつつも、イタリア靴の洗練されたデザインのエッセンスを取り入れた、オシャレで歩きやすい靴。

リゲッタは履きやすさとデザイン性の両方兼ね備えた女性の味方なんです！

毎日でも履きたい！リゲッタは歩きやすくて疲れにくい理想のサンダル

リゲッタには６つの特徴があります。

１　足裏にぴったりとフィットし、足圧を分散する「ルーペインソール」

足裏にぴったりとフィットする「ルーペインソール」が、足裏を安定させてくれます。靴に対して接地している面が広くなるため、足にかかる体重が分散され疲れにくくなります。

２　正しい姿勢に近づく！健康面でのメリットにも期待

インソールが足裏全体にフィットすることで、足裏全体で体重を支えることができるようになり、正しい姿勢へと近づきます。 姿勢が良くなると多くの女性が悩む肩こりや骨盤のゆがみにも効果が期待されています。
また、リゲッタの特徴でもある丸みのある足先が歩行時のけり出しをサポート。
地面のけり出しから着地までが安定するため、ひざ下の筋肉をしっかりと動かしながら歩くことができ、血液の循環を促してくれます。

３　衝撃を和らげ足の負担を軽減するから快適な履き心地

広い面積で着地し、足にかかる負担を分散するローリングカットを採用。衝撃を和らげ足への負担を軽減します。

４　てこの原理でスイスイ進む！アウトソールが理想の歩き方に導く

かかとから着地し、小指〜親指へ体重が移動していく正しく理想的な歩き方「ローリング歩行」。これを実現させるのがかかとやつま先部分のアウトソールに施したローリングカットです。てこの原理を応用し、つま先に少しの力を入れるだけでスイスイと進むことができます。

５　温かみがありどんなファッションにも合いやすいオシャレなデザイン

歩きやすさを追求したコンフォートシューズでありながら、毎日履くのが楽しくなるように、デザインにもこだわりが。 参考にしているのはイタリア靴の洗練されたデザイン。コロンとかわいらしい丸いフォルムが特徴です。

６　熟練された職人の手によってつくられる安心の日本製

リゲッタがつくられているのは靴作りの街、大阪府生野区。職人たちの決して手を抜かない熟練の技によって、高い品質が保たれています。

この夏いちおし！デザイン＆カラー展開豊富なリゲッタのサンダル

リゲッタからはパンプスやスニーカーなどさまざまな種類の靴が販売されており、サンダルの種類やデザインも豊富！その中でもおすすめの婦人用商品を紹介します。
※サイズはS：22～22.5cm、M：23～23.5cm、L：24～24.5cm、LL：25～25.5cm。商品によってサイズ展開は異なります。

【リゲッタ】バックベルト付サンダル 7,981円(税込)

「夏はヒールのあるサンダルを楽しみたい！」という方におすすめなのがこちら。
5cmヒールでもウェッジタイプのソールだから、高さを感じない安定した履き心地。ガンガン歩く日にもぴったりです。

甲部分のストラップは面テープ付き。調節ができるため、甲高の方や足幅の方など、さまざまな足の形に対応可能。バックベルトはゴム付きで、脱ぎ履きが便利なのもうれしいですね。

カラーはガンメタとブロンズの2種類。どちらも夏の装いに合わせやすいカラーになっています。

【リゲッタ】バックベルト付 グミインソールサンダル 6,981円(税込)

こちらは弾力があって肌へのあたりが柔らかい「グミインソール」を採用したタイプ。足裏に沿った設計になっていて、インソールの凹凸が足をグッと持ち上げてくれるような感覚があり、気持ちいいクセになる履き心地！

前後の面テープ使用のベルトで足に合わせて簡単に調節可能。バックベルトが抜けを防止してくれ、脱ぎ履きもラクなのも◎。

カラーはブラック、アイボリー、ライトブルー、マスタード、レッドブラウンの５色展開。シンプルでどんなファッションにも合わせやすいデザインです。

【リゲッタ】R2686_バックベルト付編み込みサンダル 6,578円(税込)

こちらも足裏の凹凸に絶妙にフィットする、弾力性のあるグミインソールのサンダル。履き心地がアップするにはもちろん、足裏全体を使って体を支えることができるので、歩行時の負担を軽減します。

面テープタイプの甲ベルトで、履く人の足に合わせて調節可能。編み込みデザインがオシャレなだけでなく、足をしっかりホールドしてくれますよ。

カラーはブラック、コーラル、アイボリー、カーキ、ライトブルー、マスタード、レッドブラウン。色違いを揃えても楽しそう！





そのほかキッズ用や紳士用など種類豊富に取り揃えています。



ほかにも夏にぴったりなサンダルが多数！お気に入りの１足を見つけてみませんか？

サンダルは２～３足をローテーションで履くのが◎

富田さんによると、実はサンダルの寿命はさほど長くないのだとか。「毎日同じサンダルを履くのはNG！汗をかきやすい夏の時期に履くサンダルは水分の影響を受けやすく、素材がダメージを受けてしまいがち。夏の間は毎日でも履きたいサンダルは、２～３足をローテーションさせるのがおすすめ。履く頻度や素材などによりますが、１～２シーズンくらいが買い替えの目安と覚えておきましょう」

富田さんのお話を参考にぜひあなたの足にあった快適でオシャレなサンダルを見つけて、楽しい夏を過ごしてくださいね！